製品情報

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ノバル・ノバルメックス工法 / ノバルハンマー・ノバルメックス

ノバル・ノバルメックス工法 / ノバルハンマー・ノバルメックス

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ノバルメックス工法

ノバルメックス工法とは、従来のダウンザホールをベースに、数々の改良を施し、
従来工法の欠点を解消、画期的な新機能を搭載した新工法です。

特徴 1 : ノバルメックスは高圧エアーとスクリューによる複合排土方式

従来の工法は、高圧エアーのみによる排土のため、その排土能力はコンプレッサーの空気量に依存しました。
そのためスライムと呼ばれる掘削くずの飛散が激しく、各社様々な養生手段を講じているものの、事実上飛散の防止は不可能でした。
しかしノバルメックスはスクリュー式排土を併用することで、従来工法より少ないエアー量で済み、又エアーがスクリューに沿って螺旋状に排出されるため、直接的なスライムの排出が少なく、簡便な養生にて飛散防止を講ずることが可能です。

特徴 2 : セメントミルク及び安定液注送機能

従来の工法では、基本的にハンマーロッドの中はエア以外吐出不能であり、杭周固定液及び根固め用液は、別途打設しなければならず、そのための設備費用は場合によっては莫大なものとなり、現場個々における経済性を悪化しがちでした。
又従来工法ではハンマーロッドを引き上げた時点での孔壁崩壊及びスライムの沈殿が問題となりがちで、有効な手だてと しては、口元ケーシングを設置するほかには存在せず、削孔長によっては工法の根本的な見直し及び工事の大規模化等を余儀なくされる場合が多々ありました。
しかし、ノバルメックス工法は削孔完了後及びロッド引き上げと同時にセメントミルク或いは孔壁保護安定液等を注入可能なため、これら従来工法の問題点を克服し、現場における工期の短縮、及び経済効果に大きく寄与します。

特徴 3 : 拡大式特殊ビットによる優れた施工性

岩盤部に鋼管杭を打設する場合、従来の工法ではまずダウンザホール工法にて先行掘削を行い、別途バイブロハンマー等にて打設を行い、鋼管杭の中をグラブハンマー等で床ざらいを行い、最後に中詰めセメントミルクを注入する等、2〜3工程の作業が必要でした。
本工法は、ビット径が拡大、縮小しますので、図のように1工程にて作業が可能です。

特徴 4 : あらゆる地層に対応できる柔軟で強力な掘削力

従来の工法では、特に砂礫層等の崩壊性地盤では、掘削中にハンマーロッドのジャミング(孔壁崩壊に伴うハンマーロッドの引き抜き不能等の事故)等、特に地滑り地帯の複雑な地層における掘削に対しては、掘削時には細心の注意が必要でした。
しかし、ノバルメックス工法ではスクリュー排土を併用し、なおかつハンマーロッド引き抜き時に根固め及び杭周固定液を注入する事で崩壊を防止できますので、あらゆる地層に対応できます。